8月 08 2011

宗教とエイズ Part6 AIDS文化フォーラム

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AIDS文化フォーラム in 横浜にて、「宗教とエイズ」という、トークセッションに登壇。今年で6回目を迎えるこのセッション。コーディネーター岩室紳也先生(HIV/AIDS診療医、泌尿器科)とのご縁で、私だけは6回目の登壇…(そろそろみんな飽きてないかい??)

毎回いろいろな宗派の宗教者、信仰を持つ者がHIV/AIDSとの関わりを縁として、それぞれの信仰の中での性、HIV/AIDS、性感染症、避妊、中絶、コンドーム…などなど、明文化されていない内容、普段なかなか聞かないことを話す。

もちろん、それぞれ宗派を背負うわけにはいかず、個人個人の体験と思いを。

これまで、キリスト教(カトリック、プロテスタント)、仏教(真言宗、曹洞宗と浄土真宗)の組み合わせだったが、今年初めてイスラームからの登壇があり、個人的にもとても勉強になった。大学の講義で学ぶのと、実際に信仰者とお話しするのとでは、感覚が全く違う。まして、過激派ばかりが報道されるイスラームの日本人ムスリム(イスラム信仰者)とのご縁はとても刺激的だった。

毎回のことだが、宗派の違いよりも、それぞれの個性の違いが面白い。

他派の皆様、今年の登壇はまた格別、絶妙の面白さがあったように思う。ぼくも個性を出せているだろうか?…と、その前に、もっと勉強しなくてはいけないことがまだまだ山積みであると再認識。

このセッションは、本当にAIDS文化フォーラムならではのものと思う。AIDS学会で研究者さん相手に行うのとは全然違う。

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