Tag: AIDS文化フォーラム

第1回 AIDS文化フォーラムin佐賀 2/21(土)、22(日)

九州で初めての AIDS文化フォーラム、佐賀にて開催!
横浜で21年続くHIV/AIDSをテーマとした市民フォーラム、2011年の京都、2013年の陸前高田と拡がりを見せ、今年、ついに佐賀でも!

HIV/AIDSを単に病気として捉えるのでは無く、背景や実際の生活、予防だけで無く支援のあり方、理解と共生のために「文化」として見ていくフォーラム。

分野としても、医療や福祉に限らず、HIV/AIDSのみならず、性のこと、セクシャリティのこと、DV、デートDV、さまざまな生きづらさ、そして、それらを抱えながら生きていく力を見出すようなイベント構成。

全国から、各分野の第一線で活躍する有名講師陣が来佐!無料の市民イベントでこれだけのメンバーが一度に集まり、講演が聴ける、直接話しかけることが出来る雰囲気というのは、AIDS文化フォーラムならでは!

是非、是非、お越し下さい!

だって、内容的に、みんな、ギリッギリを攻めてますから、第2回があるかどうかわかりませんもの…。

 

私は、今回、運営委員として主催する側ですが、
21日(土)15:00〜 宗教とエイズ 岩室紳也医師、松田清四朗司祭、私     16:45〜 感染16年の振り返りと、今、そしてこれから 洪久夫 私
クラブイベント内で、(クラブ、G-collectionにて)
22:45頃〜 TENGAと性のスペシャルトーク 紅音ほたる(ゲストDJ、元AV女優)、箕浦いづみ(TENGA広報)、男女大学生、私

に登壇、出演いたします。

 

詳しくは、公式ホームページ

http://abfs.red

または、公式Facebookページ

https://facebook.com/abfs.red/

下記のプログラムは、画面表示用(JPEG)です。印刷してご覧いただけるPDFファイルは、
http://abfs.red/abfs2015.pdf
でダウンロードできます。

abfsB4_inside abfsB4_outside

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AIDS文化フォーラム in横浜 2014

AIDS文化フォーラム in 横浜 2014
8月1日(金)、2日(土)、3日(日) かながわ県民センター(横浜駅西口)

HIV/AIDS を身近に感じ、考えるための市民フォーラム
単に病気として捉えるだけでなく、文化としてのアラウンド・エイズをテーマに開催。
【参加無料】

http://www.yokohamaymca.org/AIDS/

私の出番は…8月2日

8月2日(土) 10:00〜12:00 「DV・性暴力と宗教」
あみちえ さん(NPO法人 日本性の健康協会(JASH)性暴力対策室室長)
古川潤哉  (浄土真宗本願寺派 浄誓寺 僧侶)

8月2日(土) 13:00〜15:00 「宗教とエイズ Part9」
鈴木真さん (カトリック 司祭)
平良愛香さん(日本基督教団 牧師)
岩室紳也さん(ヘルスプロモーション推進センター 代表、厚木私立病院医師)
古川潤哉  (浄土真宗本願寺派 浄誓寺 僧侶)

8月2日(土) 15:30〜17:30 「お坊さんが行う性教育授業 ver.4」
古川潤哉  (浄土真宗本願寺派 浄誓寺 僧侶)

他にも、たくさんの展示、発表、報告…などなどあっています。是非、会場へお越し下さい!

2014

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第2回 AIDS文化フォーラム in 京都 参加・登壇いたします

第2回 AIDS文化フォーラム in 京都

2012年10月6日(土)7日(日)
同志社大学新町キャンパス 尋真館(京都市:地下鉄烏丸線今出川駅下車 北西方向)
*入場無料

19回目を数える AIDS文化フォーラム in 横浜 の京都版として昨年スタートした2つめのフォーラム。

詳しい日程などは、公式サイトにて。

http://hiv-kyoto.com

<プログラムダウンロード(PDF)>
program20140927

<私が関わるコマ紹介>

10/6(土)15:00〜 1階2号室 「感染13年の振り返りとこれから」
(HIV陽性歴13年 洪久夫/浄土真宗本願寺派僧侶 古川潤哉)

ライフライン図という教材を用い、各自が振り返りとこれからを考えます。HIV感染13年の洪久夫の振り返りとこれからを通し、性と生と死を考え、今をみつめる時間になれば。
10/6(土) 17:00〜18:30 地下1号室 「宗教とAIDS」
(泌尿器科医 岩室紳也/日本キリスト教団牧師 藤崎義宣/日本聖公会司祭 門脇光禅/曹洞宗僧侶 梅原正俊/浄土真宗僧侶 古川潤哉)

性・エイズ教育を宗教はどう捉え、どのような役割ができるのか、考えてみませんか?HIV/AIDSと宗教との関わりは、日本ではまだまだ始まったばかり。このフォーラムを通して理想的な関わりを築いてみませんか?

10/7(日) 10:00〜11:30 1階1号室 「お坊さんが行う中学校での性教育授業〜性と生を考える〜」
(浄土真宗本願寺派 僧侶 古川潤哉)

佐賀の中学校で実施しているお坊さんによる思春期、性教育の授業を模擬授業として再現します。意見交換も。

10/7(日) 13:00~14:30 1階1号室 「浄土真宗とHIV/AIDS〜若手僧侶と考えよう〜」
(龍谷大学大学院実践真宗学研究科 成澤一行、宮本祐一ほか)*私は直接登壇しません

浄土真宗の若手僧侶がこれからHIV/AIDSに対して何ができるのか。それについて考えていこう。(会場からのご意見質問リクエストボックス設置予定。ラジオ的に質問に答えながら進めます。)

他にもたくさんの素晴らしいプログラムが組まれています。並行進行なので全部に参加するのは難しいですが、是非会場にお越しいただき、HIVを身近に感じていただければと思います。

 

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10月1日、2日 AIDS文化フォーラムin京都! 「宗教とAIDS」登壇します(2日)

これも、いよいよ明日から開催、第1回 AIDS文化フォーラムin京都。

横浜で毎年開催されている、HIV/AIDSの市民フォーラムの西日本版を!ということで、今年初開催。

日程表など詳しくは、公式ホームページへ!
http://hiv-kyoto.com/

開催場所は、京都市下京区の「龍谷大学(りゅうこくだいがく)大宮学舎」
無料でどなたでも参加できます。

大きな地図で見る

in京都には、立ち上げの最初期にしか関われず、今日に至りますが…当初、同時に開催する分科会(セッション)は3つくらい…と言っていたのに、数が結構ある。

しかも、改めて、プログラムを見ると、発表者も一流揃い。AIDS学会でお見かけする名前がずらずら。横浜でのセッションが好評な方々、あちこちの私の友人達も。

これは…みんな、行ってみて損は無い感じにちゃんとなっている…どころか、予想より遙かに中身が濃い。

そんななか、2日午後、「宗教とAIDS」には、私も登壇させて頂きます。

横浜の医師、岩室紳也先生とのご縁で横浜で始まった「宗教とエイズ」。今回も、キリスト者を交え、そして、龍谷大学の実戦真宗学研究科大学院の学生さんを交え…
フロアを含めたフリートークをたっぷりとれるように構成されています。是非、お越し下さい。

龍谷大学が会場の無償提供に応じてくれているだけなんだけど、成績優秀とは言い難かった私、ここの教壇ではしゃべりにくい…(笑)

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打ち上げ:夜回り先生とガッチャーミー AIDS文化フォーラム

2011 AIDS文化フォーラム in横浜 の回想続き

6年目の関わりにして初めて、エンディングと「打ち上げ」に参加。

が、なんと、今年に限って都合で打ち上げが非ビアホール…orz(そんなに飲めないから関係ないとも言う)

運営委員、ボランティアスタッフなどの関係者の輪に入れてもらって居酒屋歓談。

いつもの如く、その日、ご講演を終えた夜回り先生、水谷修さんも。AIDS文化フォーラムin京都の主会場が、水谷先生所属の花園大学から、京都駅に近い龍谷大学大宮学舎になった辺り、ちょっと関わってしまったもので、一言ご挨拶をば…とお邪魔する。例によって、AIDS文化フォーラムin京都の開催地については…突っ込まれる。2回目。この方、近寄りがたい雰囲気がスゴイのだが、話しかけるといつも気さくに話して下さるナイスガイ(気さくすぎる)。

夜回り先生「おぉ?またお前か!真宗の坊さんだな?」
私(古川)「はい。先日は本願寺少年連盟50周年でのご講演、有り難うございました。」

<中略> フォーラムでも何度か顔を合わせていたし、6月にも本願寺でお会いしてはいたが、ついに顔を覚えられてしまった…

夜回り先生「真宗は終わってるぞ。ありゃいかん。親鸞を拝むだなんて、怒るぞぉ、親鸞。」(御遠忌と御影堂のことだと思う)
「前にも君に言ったが、親鸞は迷いが多すぎる。つられて迷ってしまう。ダメだ。俺は好きになれなかった。」
「君の教団は親鸞と似てもにつかない集まりになってる。本願寺がダメだ。よし、お前、一緒に火を放とう!」
「坊主は汗水して働いてお金を手にするわけではないんだからアレじゃいかん。」
「今度本願寺の山門くぐったら、四つん這いで額ずいて回れ!できないか!?大谷派では全部脱いで這った坊主がいてくれたぞ!」

私    「おっしゃることは、解ります…(部分的に)けども…親鸞さまが迷いを見つめたからこそ…」

夜回り先生 「よし!お前、改宗しろ。俺が紹介する。一番厳しい行を修めてから坊主を名乗れ。そうしよう!」

私     「は…、はぁ…」

<中略>

心情、想いを即興で劇にして上演する、プレイバッカーズ代表にも面と向かって持論を展開
夜回り先生 「お前らのやってることは危険すぎる!人の心の中を踏みにじる行為だ!それで飯を食うとは卑怯極まりない。今すぐ辞めてしまえ!」
「お前、自分の目が死んでいることに気付いてないわけじゃないんだろ?今すぐ解散しろ!」

<中略>

私  「そこは好き好きですし、あの再現劇で救われたと思う人も居るわけですから…」
*夜回りパワーにかき消される…

<中略> 再び僕が矢面に

夜回り先生 「おいっ!しかし、今からの時代はお前ら坊主の出番だぞ。心の時代だ!理屈を超越した体験が必要だ!」
「ちょっと、君、観音経をやれ!なに?なら、般若心経。なんだと?あ、真宗だったか。」
「あ!あれやってくれ。あれがいい。ガッチャーミーだ!やれるか? よし、命がけでやれ! え?今すぐだよ!」

私     「今!?は…はい。いや、居酒屋ですぜ。はい!命がけでですね!?」

夜回り先生 「よーし!みんな、静かに聞いてくれ!京都からせっかく高名な僧が来ている!みんなで礼拝するぞ。静かに!!」

私     「(さっきまでボロカス言ってたやん…。しかも、確かに横浜と京都でしか会わないけど、ぼく佐賀って言ったし)」

そう言うわけで、かながわ県民センター向かいのビルの地下。居酒屋奥の座敷にて「敬礼文(きょうらいもん)」「三帰依(三帰依)」を唱えることに…。

僕も酔ってたのと、勢いで、腹をくくる。 合掌…

私 ♪「ナーモタッサーバガヴァートォ〜 アラハートー サンマ サン ブッダー サー」(敬礼文)
♪「ブッダーン サラナーン ガッチャーミー」(以下、三帰依)
♪「ダンマーン サラナーン ガッチャーミー」
♪「サンガーン サラナーン ガッチャーミー」 <with 礼拝>

一同 きょとーん(笑)漢文の何かが出てくるならまだしも、意味不明なパーリー語…。しかも唄!
貸切ではないのに、その間、やたら店内が静かで…。

岩室紳也先生「怪しい集まりみたいじゃないか!(笑)」

夜回り先生 しばし独演会

…決して宴会芸として披露した訳ではないのだ。夜回り先生が(無茶振りだけど)マジだったのだ。
そして、さすが。真宗僧はダメダメだと今の今まで持論を展開しながらも、三帰依(ブッダンサラナンガッチャーミー以下)を合掌して一緒に唱えてくれた。ご存知なのだ。リクエストするくらいだし。(僕に向かって拝むのはまたどうか?)

事前に散々理屈を述べておき、実のところ、「理屈を超越するのは礼拝なんだよ!」と自ら示し、すがすがしく?去る。
押しが強すぎてハチャメチャで、全部を好きにはなれないけれども、愛すべき素直な人だなぁと感心。

礼拝の後は、ダメ坊主、ダメ真宗の話は決して出さない。一連のネタなのか?いや、最後に何かガツーンと来た感じ。
(夜回り先生、有り難うございます…)

で、その後も楽しく打ち上げは続き、夜回り先生早退、みんな終電ギリギリまで異動せずに居酒屋談義。なんだかんだ面白かった。
ものすごく深い話が目の前で展開されていく感じ…。

AIDS文化フォーラムのステキな思い出の一つとなりました。

___________

【宴席でも求められた、例のパーリー語礼拝の意味】

敬礼文(きょうらいもん)と三帰依(さんきえ)は多くの仏教国で共通の、仏教者の信仰告白。(メロディーはいろいろあるはず)

日本では聖徳太子が示された、「篤く三宝を敬え」の元となる、基本の礼拝。

敬礼文は、ブッダを敬い礼しますという挨拶
三帰依は、仏教徒として、仏・法・僧の三つ…
仏…悟りを開いた者、真理に目覚めた者。仏さま。
法…仏の教え
僧…僧伽(サンガ)。お坊さん…というよりも、仏法を喜び、信仰する者の集まりのこと。
これらを、宝として敬い、尊びながら生きていきます…という信仰告白。仏法僧は個々に捉えるのではなく、3つで「仏教」を指すほうが理解しやすいかもしれない。「仏教に信順し、仏教徒として生きます」とか。

_____________

いやいや、滅多にできない、貴重な敬礼文・三帰依だった。

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“Thousand Tweet” AIDS文化フォーラム

既に、地元にてお盆参りに勤しみつつ、AIDS文化フォーラムのレポート続編。

「お坊さんによる性教育授業」「宗教とエイズPart6」に引き続き、桜屋 伝衛門さん(私のAIDS文化フォーラム仲間 Twitter @den_emon)主催の「Thousand Tweet」にお手伝い参加。

AIDS文化フォーラムin横浜、毎年少しずつ全体のカラー、中身は変化しているものの、プログラムの見た目上、大きな変化や新規参入者が少ない中、この、Twitter上でつぶやかれるHIV/AIDS やセクシャルマイノリティーについての当事者や周囲・一般からの「つぶやき」を朗読というのは、なかなかタイムリーで、本質をあぶり出す企画だった。

詩や手記の朗読は以前からあちこちで開催されているが、ぼそぼそっと呟く本音の140文字にはなかなかにインパクトが。
私も、(チョイスが偏ってしまったが)順次朗読の担当をしていたため、純粋に他の朗読を聴けていなかった面はあるものの、当事者のつぶやき、周囲の完全なる誤解、いろいろ考えさせられた。

朗読の時間は2回。前半の朗読終了後に、インタビュートークの時間。今回は特に、トランスジェンダーに関わる人、当事者を順に迎え、伝衛門さんのとの対談形式で進む。なるほど、知識として理解していなかったこともあるし、知ってるつもりで当事者の感覚がわかっていなかったことも…。FTM(Female to Male)やMTF(Male to Female)のみならず、FTX、MTX(X=MやFなどはっきり二分しない領域)など…それぞれ個性であって分類することの難しさや、その必要性などなど…うーん。

お姉系がネタになっているテレビ社会の現状と裏腹に、性や性差、性指向とは何か?普通って何?「男」か「女」か明確に分類する必要性って何だろう?を改めて考えるご縁だった。

3名のインタビューの後、後半の朗読。
…なんか、伝衛門さんの狙い通りに、私自身も、前半とは印象が違って聞こえる…。なんだろう。当事者の思いを知り得たから?

人間は差別・偏見を根本的に持ち合わせている生き物であり、自己中心でしか物が見えないため、それらを「無くす」ことはできない。
なので、「私は差別も偏見もありません」というのは大間違い。大嘘で、悪気が無ければなおさら危険。

偏見でしかものが見えない私だからこそ、出来る限り相手の立場からの目線を…と心がける以上のことは出来ない。
開き直りとは違う。考え続けること、心を配り続けること…。

言うは易く行うは難しなのだが、一番、無意識に近い感じでできるのは、やはり、あらゆる立場の友達、知り合いを作ることなのかもしれないと改めて感じた。HIVやセクシャルマイノリティーだけではない。人種や国籍だってそうだし、なんだってそう。

いろいろな所で、差別発言を何とも思わず繰り返す人に出くわすことがある。
腹立たしいを通り越してしまうこともあるが、安直ながら、「友達の幅が狭いんだろうな…」ということなのかもしれない。

企画の最中から、本当にいろいろなことが頭を巡り、「静かに進む、刺激的な企画」だったと思う。
(僕は一見、集中していない風に映ったかも…。)

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