9月 2011 archive

10月1日、2日 AIDS文化フォーラムin京都! 「宗教とAIDS」登壇します(2日)

これも、いよいよ明日から開催、第1回 AIDS文化フォーラムin京都。

横浜で毎年開催されている、HIV/AIDSの市民フォーラムの西日本版を!ということで、今年初開催。

日程表など詳しくは、公式ホームページへ!
http://hiv-kyoto.com/

開催場所は、京都市下京区の「龍谷大学(りゅうこくだいがく)大宮学舎」
無料でどなたでも参加できます。

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in京都には、立ち上げの最初期にしか関われず、今日に至りますが…当初、同時に開催する分科会(セッション)は3つくらい…と言っていたのに、数が結構ある。

しかも、改めて、プログラムを見ると、発表者も一流揃い。AIDS学会でお見かけする名前がずらずら。横浜でのセッションが好評な方々、あちこちの私の友人達も。

これは…みんな、行ってみて損は無い感じにちゃんとなっている…どころか、予想より遙かに中身が濃い。

そんななか、2日午後、「宗教とAIDS」には、私も登壇させて頂きます。

横浜の医師、岩室紳也先生とのご縁で横浜で始まった「宗教とエイズ」。今回も、キリスト者を交え、そして、龍谷大学の実戦真宗学研究科大学院の学生さんを交え…
フロアを含めたフリートークをたっぷりとれるように構成されています。是非、お越し下さい。

龍谷大学が会場の無償提供に応じてくれているだけなんだけど、成績優秀とは言い難かった私、ここの教壇ではしゃべりにくい…(笑)

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いよいよ明日!「ほとけの子の集い」(本願寺佐賀教堂)

明日、10月1日(土) キッズサンガ ほとけの子の集い を開催します。

本願寺佐賀教堂・若楠幼稚園にて (佐賀市城内1丁目2番2号 佐賀県庁、議会棟西隣)

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入場無料・雨天決行 どなたでもお気軽にご参加下さい。大人も子どももお一人様もお誘い合わせでも…

 

11時〜 フリーマーケット (出店料を東日本大震災の復興支援金に)

13:00〜 ほとけの子の集い

礼拝パレード
ゲームコーナー、わたがし・かき氷(子ども無料)
ステージイベント各種…
子ども雅楽(西有田・法泉寺子ども会)
大道芸(ワンマンバンド・フーミン)
落語(笑っ亭 風太郎)
オカリナ(ビハーラ佐賀)
フラダンス(ビハーラ佐賀)
大型絵本で読み聞かせ(ビハーラ佐賀)
二胡(みやき町善法寺住職)
みんなで踊ろう(仏教婦人会)
バンド 小ライブ (ベレーボウズ:若手僧侶バンド(松浦組)*僕もb , key で出る…)

本願寺佐賀会館の中でも、お抹茶(どなたでもお気軽に参加できるお茶席)、落語をお楽しみください。

詳しくは、「キッズサンガ・佐賀」のホームページをご覧下さい。

http://kids-sangha.jp

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誕生日お祝いのメッセージありがとうございます

おかげさまで、今年も誕生日を迎えることが出来ました。

今年は本当にさまざまなメディアでお祝いのメッセージを頂き、本当にありがとうございます。

メッセージ個別にご返信ができませんので、この場にて御礼申し上げます。

 

mixi やFacebook の誕生日通知機能、有り難いやら、ちょっと恐ろしいやら(笑)

メッセージ頂いたみなさまのお誕生日を見落としてスルーしてしまう可能性が大ですが…どうぞお許しを。

 

お誕生日を盛大に祝う習慣の無い家で育ちましたので、祝うのも祝われるのも実は苦手です。

うちは、それぞれの誕生日には家族みんなでお参りをしていました(これは今も)。

ケーキはたぶん子どもの誕生日の時はあったけど大人の時は無かったのかも。今は、(僕の子ども達がケーキを食べたいがために祖母の時までケーキが準備されますが…。)

そのお参りの度に、父、住職が僕らに言っていた言葉(引用)。

「諸人よ 覚え知れかし 己が身の 誕生の日は 母苦難の日」
(もろびとよ おぼえしれかし おのがみの たんじょうのひは ははくなんのひ)

ちょっと、耳で覚えているので原典がどなただか知らず、調べても居ません、すみません。(ご存知の方、教えて下さい…)

言われてみればその通り、また、頭では分かっているものの普段はなかなか。

欧米風の Happy Birthday を形だけ真似た今の日本のやり方だと、生まれてきてオメデトウだけが強調されているように思えます。

私も、たくさんのお祝いのお気持ちを頂き、嬉しく思う反面、誰からも祝われないとすると、誕生日ほど悲しい日は無いようにも思えてしまいます…。

が、本来、誕生を祝うというのは、この世界に生まれ出た縁を喜ぶもので、生まれた本人だけがケーキとプレゼントで祝われるというものでも無いのでしょう。

生まれ出でることは本当に難しく、また、生きる、生き続けるということも本当に大変難しいこと。

そのことを良く知る先輩方が、それぞれの誕生日に「そのことに気付いてくれよ」と願いを託した行事なんでしょうね。

数え年で、お正月にみんなで歳をとっていた日本には、個人の誕生日そのものをお祝いする習慣があまり見あたりません。これはこれで非常に深い意味があるように思えました。

今、思春期支援や、性、セクシャリティの分野に関わるようになり、改めて思います。

望まない妊娠

人工妊娠中絶

望むのに妊娠できない

生まれた子供を棄てる、殺す

生まれた子が命を絶つ

善し悪しではなく、ご縁なのですが、今ここにいのちを頂いて「生きている」ということが、本当に簡単ではないということを強く感じます。

以前、高校でいのちの授業に携わり、「生まれてきたこと、今生きていることは素晴らしいこと」という表現を使ったときに、感想文で「母は私が生まれてきたことを喜んではいません」と綴った生徒さんがいました。

この方の母親を責めることはできませんが、伝え損なったと反省しました。

「素晴らしい」かどうかはその人の感じ方ですが、

「生まれてきたこと、今生きていること」が「非常に難しく希有なことで、尊いことである」のは

どのような境遇にある人にも言えることのはず。

そんなこんな、いろいろ考えながら、

「諸人よ 覚え知れかし 己が身の 誕生の日は 母苦難の日」

という歌、これは、文面だけでは全然足りない、これを知り、気付いたならば、もっともっと多くのいのちと多くのご縁の中に今私が生きているということに感謝しないといけないなぁと思います。

母だけ、父母だけの縁で私が生まれてきたわけではなく、今まで命を長らえてきたわけでもない。

もっともっと長い長い繋がりと縁の中にあり、そしてこの縁は、自分が子どもを授かるか否かに関わらず、ずっとずっと縁として繋がっていく、後の世界に影響を与えていくいのちなのだとみんなが気付いて、お礼申しながら生ける世の中になれば何よりです。

 

母苦難の日、私の誕生日は、台風直撃の日。帰省中の母の実家のお寺は瓦が飛んだそうな。

母は私が中学1年の時に往生しましたので、母と過ごした誕生日というのは十数回しかありません。

直接、きちんとお礼を言った覚えがあまりなく…母親と関わるのが恥ずかしい年頃でもあったので

そのことへの後悔もありますが、「必ずみんなを仏さまに為さずにはおけない」という阿弥陀仏

の願いの中にあればこそ、母もまた仏として私と共にある…。私を産んだ母へのお礼も、また、

母が仏として伝えてくれるもっと多くのご縁への感謝も、「なもあみだぶつ」のお念仏の中に。

 

ということで、今年も誕生日をお念仏と共に迎え、過ごせたこと、大変有り難く思います。

お祝いのメッセージを下さった方も、そうでない方もどうぞ、それぞれの今ある命がそれだけで

尊いといういわれを慶び、精一杯今をご一緒しましょう。

ありがとうございます。

南無阿弥陀仏

 

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ほとけの子の集い フリマ出店募集中!

浄土真宗本願寺派、佐賀教区では、キッズサンガの一環として、「ほとけの子の集い2011」を企画しています。
というか、教区少年連盟が実働の中心で、実行委員長を仰せつかっております。是非みなさま、ご参加、ご協力を…。

2011年10月1日(土)
本願寺佐賀教堂にて(佐賀市城内一丁目 県庁議事堂西隣 若楠幼稚園併設)
雨天決行 参加無料 子どもさんのみならず、2世代3世代…どなたでもご自由に

チャリティーフリーマーケット 11:00〜17:00
(出店料1区画500円を震災復興支援金として募金します)

ほとけの子の集い2011 13:00〜17:00
ステージイベント、みんなで礼拝、手作りゲームコーナー、わたがし、かき氷etc…

メイン会場(ステージ、フリマなど)は本願寺佐賀教堂駐車場を予定しておりますが、教堂の本堂、仏間でも…誰でも参加できる落語会やお茶席を企画されています(別企画ですが同時開催)

 

で、フリーマーケットの出店者を募集中です。既にお申し込みを頂いておりますが、まだ枠があります。
先着順ですが、ご興味のある方は是非お申し込みを!それ以外のかたは、是非、当日遊びに来て下さい!

フリーマーケットお申し込み
佐賀教区キッズサンガ/少年連盟のサイトにて要項ご確認の上、フォームよりお申し込み下さい。
http://kids-sangha.jp

 

よろしくおねがいいたします。

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